岐阜県郡上市にて三代徳田八十吉の壺を買取いたしました

徳田八十吉
作者徳田正彦(三代徳田八十吉)
作品名
ご依頼地域岐阜県郡上市
買取方法出張買取

査定ポイント

九谷の陶芸家であり、人間国宝の三代徳田八十吉の壺を出張買取にてご売却いただきました。
八十吉襲名前の徳田正彦時代の作品ではあるものの、三代八十吉らしさは十分に感じられる作品です。
人間国宝の作品は認定前の作品と認定後の作品で査定額が大きく変わります。
今回の作品は人間国宝認定前で、八十吉襲名前の作品でもあるため、認定後の晩年の作品と比べると査定額はかなり下がってしまいますが、共箱の状態も綺麗で釉薬の発色も良かったため、精一杯の高価買取をさせていただきました。

三代徳田八十吉 略歴

1933年 石川県小松市にて二代八十吉の長男として生まれる
1954年 金沢美術工芸大学を中退、祖父、父に師事
1971年 第18回日本伝統工芸展に「彩釉鉢」を初出品、優秀賞NHK会長賞を受賞
1977年 第24回日本伝統工芸展にて「燿彩鉢」が最優秀賞日本工芸会総裁賞受賞
1988年 三代八十吉を襲名
1993年 紫綬褒章授章
1997年 「彩釉磁器」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
2005年 大英博物館ジャパンギャラリーに「耀彩壺・恒河」が展示される
2009年 逝去