金工細工高価買取

古くから伝わる金属工芸作品
職人技の詰まった作品の査定は、

古美術はじめ堂にお任せください

日本には古くから南部鉄器や高岡銅器をはじめとした金工産地があり、数多くの職人が技術を磨いてきました。
「鋳金」「鍛金」「彫金」などの加工技術も発展し、仏具や刀装具、装身具、茶道具など、多くの領域において現代でも素晴らしい作品が作られ続けています。
繊細な表現が多く芸術性の高い金工作品は今も昔も多くのコレクターから愛されており、作家作品のほかに無銘の名品も多く存在しています。
もしも金工作品のご売却をお考えでしたら、経験豊富な鑑定士がいる古美術はじめ堂へぜひご相談ください。

金工細工の査定ポイント

ポイントその①
細工の出来

金工作品の査定において細工の評価が占める割合は大きく、作者が著名でなくても精巧な表現の作品が高価買取となることは多々あります。
作者や状態も査定額に影響はしますが、高価買取となるには作品そのものの出来が良いことが前提です。
例外として、古い時代の銅器などは、非常にシンプルなものや多少荒い作りのものもありますが、希少性から高価買取の対象となります。

ポイントその②
作者

古い中国銅器などには作者の名前はありませんが、現代作品では作者も買取価格に影響します。
金工作品の分野では香取正彦や海野勝珉、魚住為楽、加納夏雄、塚田秀鏡など著名作家も多く、特に帝室技芸員や人間国宝の作品は大変な人気があります。
作家作品の場合、作家名と同時に共箱（作者のサインや落款が入った木箱）の有無も重要です。
共箱がある場合は、必ず一緒に査定にお出しください。

ポイントその③
素材

金工作品に使われる素材は金、銀、銅のほかに錫や鉄、真鍮なども多く使われています。
どの素材だから良いということは言えませんが、完成度の高い作品には貴金属が使われている場合が多く、特に日本の精巧な作品では銀がよく用いられています。
また、中国銅器などの時代が古く希少価値の高い作品は青銅や錫で作られている場合がほとんどです。

金工細工のご売却について

溶かした金属を型に流し込んで形を作る「鋳金」、金属の表面に模様や線などを彫る「彫金」、金属を金槌で叩くことで形を変えていく「鍛金」など、金属工芸には優れた技術が多数存在します。
中でも象嵌や透かし彫など繊細な表現が多い彫金細工には息を飲むような作品も少なくありません。
日本における金属工芸の歴史は弥生時代に始まり、仏教の伝来や武家の台頭、茶の湯の発展など、歴史の変遷とともに発展してきました。
明治時代には他の工芸品と同じく海外の愛好家達の目にも留まり、今では国内外を問わず多くのコレクター達から愛されています。
もしお手元に価値のわからない金工作品がございましたら、ぜひ一度古美術はじめ堂にご相談ください。