萩焼高価買取

現代でも茶陶として人気の高い萩焼
古くから愛されてきた萩焼の買取は、

古美術はじめ堂にお任せください

江戸時代、萩藩主毛利家の御用窯として開かれたとされている萩焼。
茶道の世界には「一楽、二萩、三唐津」という言葉があるほど、萩焼は茶陶として非常に高い評価を受けています。
焼き締りの少ない陶土は独特の柔らかな風合いを生み出し、浸透性や保水性が高いため茶や酒などの水分が浸透することも萩焼の特徴です。
茶などが染みることで使い込むほどに表情を変化させていく様は「萩の七化け」と呼ばれ、茶人たちに大変好まれてきました。
もしも萩焼のご売却をお考えでしたら、経験豊富な鑑定士がいる古美術はじめ堂へぜひご相談ください。

萩焼の査定ポイント

ポイントその①
作者

萩焼に限らずほとんどの陶磁器に言えることではありますが、作家作品の場合は作者の名前で大体の査定額が決まります。
高価買取となりやすいのは、三輪休雪、坂高麗左衛門、坂倉新兵衛、田原陶兵衛など著名作家の作品となります。
また、作家名と同時に共箱（作者のサインや落款が入った木箱）の有無も重要です。
茶道具の場合は書付の有無も査定額に影響しますので、付属の木箱がある場合は必ず一緒に査定にお出しください。

ポイントその②
形状

萩焼は茶陶として人気が高いため、壺や置物などよりも茶碗や茶入など、茶道具のほうが高額査定が期待できます。
また、高台（茶碗やぐい呑などの底の部分）のバリエーションが豊富というのも萩焼の特徴のひとつで、その形も査定のポイントとなります。
代表的なものでは「割高台」や「切高台」などがあり、作家によっては標準的な高台よりも評価が上がることがあります。

ポイントその③
技法

絵付けがほとんど施されないシンプルな見た目の萩焼ですが、釉薬や土の配合によって様々な表情を見ることができます。
荒々しい表情が特徴の「鬼萩」をはじめ、「白萩」「青萩」、井戸茶碗に由来する「かいらぎ」など、数多くの表情豊かな萩焼が存在します。
作家の代表的な技法の作品であれば、通常の作品の数倍の査定額になることもあります。

主な萩焼作家

岡田裕／坂倉新兵衛／坂高麗左衛門／坂田泥華／田原陶兵衛／野坂康起／波多野善蔵／三輪休雪／大和保男／吉賀大眉

よくあるご質問

古くて汚れた萩焼ですが買取可能でしょうか？: 汚れはもちろん、シミなどのある萩焼も買取しております。お気軽にご相談ください。

作家ものとかではないのですが、値段はつきますか？: お品物によりますが、作者がなくても制作年代の古い萩焼は高価買取となることもございます。しっかりと拝見いたしますので、ぜひ一度査定にお出しください。

萩焼以外のものもありますが、まとめて買取してもらえますか？: 陶器や茶道具以外にも、骨董品、掛軸、絵画など買取しておりますので、気になるお品物はお問合せください。

萩焼のご売却について

朝鮮人陶工である李勺光や李敬を中心に開窯された萩焼は、当時から人気の高かった高麗茶碗と同じ手法を用い、茶陶を中心に発展していきました。
その後、三輪休雪らにより日本独自のデザインも織り込まれ、幕末まで多様な器を生産し続けます。
明治期に入ると藩の御用窯は民営化され一時経営難により衰退しますが、内国勧業博覧会にて坂高麗左衛門や三輪休雪の受賞によって萩焼は再び名声を取り戻しました。
昭和以降は茶道ブームや十代、十一代三輪休雪の二代続けての人間国宝認定などもあり、現在の萩焼は茶陶として不動の人気を誇っています。
もしお手元に価値のわからない萩焼がございましたら、ぜひ一度古美術はじめ堂にご相談ください。