漆器高価買取

伝統工芸品のひとつである漆器
ご不要な漆器の買取は、

古美術はじめ堂にお任せください

古くから日本の各地で生産されてきた漆器。
東海地方では飛騨春慶塗や輪島塗が親しみ深いですが、全国の漆器の産地は伝統工芸品に指定されているものだけで20ヶ所以上もあります。
産地ごとにその特徴も異なり、豪華な装飾のものからシンプルな美しさを追求したものまでバリエーションも豊富です。
古美術はじめ堂では産地や技法を問わず、漆器や漆芸作品を高価買取しております。
来歴や価値のわからないものでも経験豊富な鑑定士が査定しておりますので、ご売却をお考えの漆器、漆芸作品がございましたら、お気軽にご相談ください。

漆器の買取ポイント

ポイントその①
技法

漆器の装飾技法には代表的なもので蒔絵や螺鈿、堆朱、蒟醤、沈金などがあります。
また、装飾がされていない場合でも摺漆や掻き合せ塗、溜塗、根来塗、一閑塗など、塗りの技法は多種多様です。
基本的には蒔絵や螺鈿などの華やかな作品が人気ですが、必ずしも豪華な見た目だから価値が高いとは言えないのが漆器の査定の難しいところでもあります。
制作年代などによっては、シンプルな塗りの作品が豪華な金蒔絵の作品よりも高価買取になることも珍しくありません。

ポイントその②
種類

漆器は古くから使われてきたこともあり、様々な形状、用途のものが存在します。
中でも、吸い物椀や煮物椀などのお椀や、棗などのお茶道具は安定した人気があります。また、硯箱や印籠で時代が古く豪華な蒔絵が施されているものなどは現代でもコレクターの多いお品物です。
反対に、お膳や大きな座卓、衝立などは生活スタイルの変化などから需要が減少しているため、多くのお品物はお値段が付きづらくなっています。

ポイントその③
作者

漆器の買取において、特に明治時代以降の作品では作者の名前も重要な査定ポイントです。
特に音丸耕堂や大場松魚、柴田是真、白山松哉など、帝室技芸員や人間国宝の作品は高価買取の対象となります。
著名作家の作品の場合、共箱（作者のサインや落款が入った木箱）の有無も査定額に影響しますので、共箱がある場合は必ず一緒に査定にお出しください。
ただし、漆芸作家の中には共箱を作らず紙箱しかない作家もいます。木箱に入っていないから価値が無いと決めつけず、処分の前には一度ご相談ください。

主な漆芸作家

赤地友哉／池田泰真／磯井正美／太田儔／大西勲／大場松魚／音丸耕堂／角偉三郎／北村昭斎／小森邦衛／塩多慶四郎／柴田是真／白山松哉／高野松山／田口善国／寺井直次／中野孝一／前大峰／前史雄／増村紀一郎／増村益城／松田権六／室瀬和美／山岸一男／山下義人

よくあるご質問

古くて汚れた漆器ですが買取可能でしょうか？: 汚れはもちろん、シミやカビのある漆器も買取しております。お気軽にご相談ください。

作家ものとかではないのですが、値段はつきますか？: お品物によりますが、作者がなくても高価買取となる漆器もございます。しっかりと拝見いたしますので、ぜひ一度査定にお出しください。

漆器以外のものもありますが、まとめて買取してもらえますか？: 漆器以外にも、骨董品、茶道具、掛軸など買取しておりますので、気になるお品物はお問合せください。

漆器のご売却について

日本を代表する工芸品である漆工芸の技術は非常に高く、名工たちの作品には国内だけでなく海外にも多くの愛好家が存在します。
名工の作品ではなくても、漆器は古くから生活に馴染んできたため、お椀などの日用品の他に、お茶道具や装飾品など、質の高いお品物がご家庭の蔵の中などにまだまだ数多く眠っています。
古美術はじめ堂では、名工の作品から作者のわからない作品まで丁寧に拝見いたします。シミやカビのあるお品物でも買取しております。
ただし、漆器は取り扱いが難しく、汚れが目立つからと拭き掃除などをすると、技法によっては傷ができてしまう恐れがあります。そのため、漆器をご売却の際にはお手入れをせずに、そのままの状態でお持ちいただくことをお勧めいたします。
もしお手元にご売却をお考えの漆器、漆芸作品がございましたら、ぜひ一度古美術はじめ堂にご相談ください。